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低血糖にならないための対策

糖尿病になると、高血糖という言葉が耳に痛いほどよく聞かれますが、低血糖という言葉も耳にすることになります。
主に経口薬を服用中の方や、インスリンを自己注射されている方に多く言われる状態です。
その名の通り、血糖値が低くなることを言いますが、正常範囲よりも下がり、危険な症状も起きることもあり、注意しなくてはいけないことです。

正常な血糖値は70?/dl以上とされていますので、70〜60未満に下がってしまった時、症状が表れ、身体に異常をきたします。
高血糖の方での低血糖は、100程度でも起こりえます。
血糖自己測定のできる方は、低血糖になってしまったら、記録を取っておくと良いと思います。

低血糖を症状から見ていくと、初期には、一時的に強い空腹感やだるさを感じます。
次に、冷や汗、顔面蒼白になり、動悸がはげしくなってきたりします。
更にすすむと、頭痛や悪心がし、吐き気や目のかすみを感じます。
重症になってくると集中力が低下し、意識障害も起こりはじめ、ついには、けいれんや昏睡状態に陥ります。
いずれの症状の場合でも、早期に速やかに処置がなされれば症状は回復します。

処置とは、低血糖はブドウ糖の血中濃度が低いためにおこるので、ブドウ糖を投与することなのです。
通常、ブドウ糖5〜10gを経口で摂取します。
現在はゼリー状のものもあり、飲みやすい味になっています。
また、ブドウ糖の入った清涼飲料水を150〜200ml程度、なければ砂糖10〜20g。
投与後は15分〜20分で症状も治まり回復してきますので、その後再び低血糖が起こらないように補食(食事)を摂るようにすすめられています。
その際可能ならば、再度血糖値の測定を行って記録しておくと、どの程度で低血糖が起きやすいのかというデータとなり、後日役に立ちます。
もし意識が無くなってしまった場合のために、糖尿病健康手帳(連携手帳)や携帯IDカードなどと、ブドウ糖を一緒に持ち歩く備えが必要です。
家の中でもおこりうることですので、家族や周りの人に対処の仕方を説明しておくのもいいでしょう。
身の回りにブドウ糖を置いておくのも良いとか。

次に、低血糖になりやすい時をあげてみます。
生活上での注意にもなりますので、低血糖になって慌てないためにご注意ください。
1回の食事量が少なすぎた(服薬は通常)、食事の時間が遅れた、決められている補食(間食)を抜いた。
運動量からでは、通常の運動量より多すぎた、空腹時に運動してしまった。
インスリン注射の方では、インスリン量が多すぎる、勝手に量を増やしてしまった、強くインスリン効果が出ている時間帯に激しく運動してしまった、などです。

低血糖の症状や出方には個人差もあります。
また、経口薬の種類により、砂糖はNGでブドウ糖のみ効果があるという薬もありますので、主治医や薬剤師と十分相談して緊急の場合に備えてください。

糖尿病対策ガイド | 09月23日更新